蓄電池は、ノートパソコンから携帯電話といった身近なものから、電気自動車や自動車のバッテリーなど生活になくてはならないものとなっています。
一概に蓄電池と言っても、NAS電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池などその種類は様々です。数ある蓄電池の中でも最も身近で扱いやすいリチウムイオン電池は、一般住宅やオフィス・店舗などにも多く導入されています。
蓄電池の一番の特徴は、万が一停電が起きた場合に電気供給が出来る「電気の保険」システムです。また、夜間の安い電気料金を利用して充電し、電気料金が高くなる時間帯に放電して蓄電池に蓄えた電気を利用することで光熱費を削減することができます。
2016年4月には電力の小売りの自由化も始まり、ますます電気料金契約が複雑化、高騰化していくことが予想される中、電力会社から購入する電力を最小限まで減らす、創蓄連携システムも注目を浴びています。
シャープの住宅用蓄電池の特徴は、クラウドHEMSを利用することでクラウドサーバーと連携し、天気予報や電力逼迫警報等の情報と連携し、無駄の少ない効率の良い蓄電池からの電気の供給が行える点です。太陽光発電の電気で自宅の電気が賄えている時間帯は蓄電池からの電気の供給は行わないのでダブル発電にはなりませんし、停電時も自動的に運転が切り替わり蓄電池から配線を行っている場所で電気を使えます。(1.5kwまで)また、太陽光発電の発電量が使用量より多い場合は蓄電池に充電できるため、発電した電気を無駄なく使用できます。
■売電しながら節約、家計をサポート「経済性モード」(自動/時刻指定)
太陽光発電で余った電力は売電し、夜間の割安な電力を蓄電。ためた電力は、発電量が少ない朝夕などの時間帯に使用できるので、割高な電力の購入を抑えることができます。
■エネルギーの自給自足を目指し、環境に配慮「クリーンモード」
昼間、太陽光発電で余った電力を蓄電し、発電量が少ない時間帯などに使用。太陽光でつくるクリーンな電力をより多く使うことができ、電力の購入も抑えることができます。
一般的な蓄電システムは太陽光発電用と蓄電池用それぞれにパワーコンディショナが必要ですが、パワーステーションは1台で制御が可能。蓄電池には直流で直接充電するから電力を有効に使えます。
◆遠隔出力制御の場合
◆停電時、太陽光の電気を有効に活用